1955-03-30 第22回国会 参議院 決算委員会 第2号
まず防衛庁の物品調達費関係の検査の結果について御説明を申上げます。先ほど申上げました総理府の批難金額の八億余万円は大体防衛庁の経費のこの面における批難金額が相当の部分を占めておる次第でございまするが、防衛庁の調達に関しましては、予定価格の積算が過大でありまするために、結局購入価格が高くなっておる。あるいは部隊の編成や訓練の実情に必ずしも即応しない不急または過大な調達をしているものがある。
まず防衛庁の物品調達費関係の検査の結果について御説明を申上げます。先ほど申上げました総理府の批難金額の八億余万円は大体防衛庁の経費のこの面における批難金額が相当の部分を占めておる次第でございまするが、防衛庁の調達に関しましては、予定価格の積算が過大でありまするために、結局購入価格が高くなっておる。あるいは部隊の編成や訓練の実情に必ずしも即応しない不急または過大な調達をしているものがある。
これは三月年度末の予備費の承認でありまして、こういつたような調達費関係のものは、とても三月に入りまして、予備費の使用を決定いたしましても、なかなか使い切れるものでもありませんし、かたがた会計檢査院で調べてみますると、そのときの既定予算で、総理廳におきましても、あるいは事務局の分におきましても、既定予算で十分間に合うほどの予算があつたのでありまして、使用を決定される場合の査定が調査不十分であつたのではなかろうかと